この部分がだめなら、必ず落ちるという部分を解説します。
検査受け日に作業が完了しなければ、再検査になりますので
事前に必ずチェックしておきましょう
まず、見ておきましょう
(和泉検査場で当方が検査を受けた時の経験ですので、他の検査場では分かりません。
また、作業は自己責任でお願いします。
心配な場合は、最寄の認証工場へ依頼してください)
1.ドライブシャフトブーツ
特にFF車のフロントアウター(ハンドルを切って見ましょう)
アウターは、乗用車の場合、かなりの確率で分割タイプのブーツが出ていますので、器用な方なら作業は
可能ですが、ボンドが正しくはまる前に固まってしまうと、再購入に・・・3,000円〜7,000円ぐらいです)
インナーは、シャフトを抜く必要がありますので、工場に依頼しましょう。
また、ハンドルを切ったときに カリカリ 音がしている場合は、ベアリング交換が必要です。
(通常、リビルト品を使ってシャフトごと交換します)
2.ラックブーツ
タイロッドについている蛇腹状のブーツです。
こちらの作業は、タイロッドエンドを抜くのに特殊工具を使いますので、工場に依頼しましょう。
3.マフラー
穴あきは、小さなものならマフラーパテで補修しても大丈夫です。
よく穴があくテール部分は、純正外品パーツが出ていれば、メーカー価格の30〜40%OFFです。
4.電気系
当然全ての球が点かなければなりません(室内灯除く)。
よく忘れるのが、ナンバープレート球と、コーナリング球(一部の車種のみです)です。
ホーンも鳴らなければなりません(あまり鳴らしていないと鳴らないことがよくあります)。
5.タイヤ・ホイール
スリップサイン(自動車 1.6mm、二輪 0.6mm)が出ているものは、だめです。
特に、フロントの内外の片べりに注意してください。
タイヤ・ホイールは、フェンダーからはみ出してはいけません。
ホイールには、JWLマークが必要です(一部輸入ホイールには無い場合があります)
商用車には、バン用タイヤが必要です(アルミを履く場合は、JWL-T規格が必要です)。
軽四輪の4ナンバーは、乗用アルミで通ります。
上記以外で落ちるのは、サイドスリップ検査と光軸検査ぐらいです。
検査場横のテストセンターで、2,000円 〜 3,000円ぐらいで調整してもらえます。
ドラムブレーキのシリンダーからのオイル漏れがあると、制動力不足になる場合が
ありますが、これは、工場で見てもらったほうが良いと思います。
細かなところでよく落ちる部分を少しずつ解説します
(和泉検査場で当方が検査受け時に気になった部分ですので、他の検査場では分かりません)
そんなところまで・・・・
メーターランプで必ず点いていなければならない球
1.サイドブレーキランプ
2.左右ウインカー・ハザード
3.シートベルトランプ
これが曲者で、結構 球切れ、キャッチ部分の不良、前オーナーが配線を抜いているなどいろいろあります。
軽四は、上記プラス
4.ハイビームランプ
5.メーターランプ
6.稀にABSランプ
ウインドウォッシャーは、出ないとだめです。
クリアテールを付けている時の、リフレクター(反射鏡)は左右対称に!
レンズ類は、ひび割れは大丈夫ですが、欠けて中の光が漏れている場合は交換が必要です。
その他、思いつけば、追記します。
追記(平成26年9月)
最近、ボールジョイントブーツの検査が厳しくなっています。
(ロアアームブーツ・タイロッドエンドブーツ)
部品代は安いのですが、道具がないと作業ができません。
見積もりは、(有)ガレージネクストまで。